生コンクリート製造Manufacturing

生コンクリートの製造は原材料の供給から練り混ぜまでオペレーターによるパソコンでの操作で行います。全ての製造工程がモニターで表示され、あらゆる品種の生コンクリートの製造を行っています。
バッチャープラント(生コンクリート製造設備)

生コンクリートの材料を受け入れ、必要量を計量し練り混ぜる設備です。
高さ | 25m |
ミキサー
生コンクリートを練り混ぜる機械です。1回の練り混ぜで2.25㎥を30秒で練り上げます。
ミキサー容量 | 2.25㎥ |
メーカー | 日工株式会社 DASH Hyper |

コルゲートサイロ(原材料貯蔵庫)

骨材(石)および粗骨材(砂)の貯蔵にコルゲートサイロを採用しています。オープンヤードと比べ、保管材料の品質安定と粉塵を抑えることができます。
大きさ | φ6.0m×H7.3m 6基(中仕切り1基) |
貯蔵材料 | 粗骨材 細骨材(石灰砕砂) 細骨材(砕砂) |
セメントサイロ(セメント貯蔵設備)
生コンクリートの主材料であるセメントを貯蔵しています。
容量 | 100tサイロ 4基 |
内容 | 普通セメント 200t 高炉セメント 100t 早強セメント 50t 予備 50t |

混和剤タンク(混和剤貯蔵設備)

生コンクリートの品質を安定させるための薬品を貯蔵しています。
内容 | AE減水剤(2種類) 高性能AE減水剤(2種類) |
オペレーションシステム
生コンクリートの製造は全てパソコンで制御されています。お客様が必要とされる配合をオペレーターの指示により生コンクリートの製造を行います。
メーカー | 日工株式会社 Cyber Advance |

品質管理Quality

生コンクリートは、建設現場に納入し固まる状態までのことを言います。こうした製品の品質管理を徹底し、より安心してお客様にご提供できるよう務めています。
強度試験

お客様が要望された生コンクリートの強度(硬さ)が実際にあるかどうかを測定します。
スランプ試験
生コンクリートの流動性を示す値であるスランプ値を求める試験のことです。スランプの値が大きくなるほど流動性の高い生コンクリートになります。

輸送Transport

生コンクリートは鮮度が命です。よって製造から納入までの時間が短いほど良いとされています。市内トップクラスのミキサー車台数を保有し、GPSでの車両管理によりフレキシブルな輸送体制を実現しています。
ミキサー車

プラントで製造した生コンクリートをミキサー車に積込み、工事現場まで運びます。1車あたり4㎥まで積載が可能です。輸送中も生コンクリートの品質を維持するため、ドラムの中にブレードと呼ばれるらせん状の鉄の板があり、ドラムが回転することで練り混ぜながら輸送します。
GPSモニター
ミキサー車にはGPSが搭載されており、ミキサー車がどこにいるか常時モニターで把握することができます。
